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2016年3月23日水曜日

ブリュッセル国際空港とEU本部付近の地下鉄駅で爆発。同時テロか?外務省は注意を喚起。

<事案の概要>

  1. ベルギーの首都、ブリュッセル国際空港で3月22日午前8時過ぎ(現地時間)、爆発が発生しました。報道によれば、爆発は出発ターミナル付近で複数回発生し、少なくとも11名が死亡した模様です。現時点では爆発の原因を含め詳細は明らかになっていません。
  2. また、ブリュッセル中心部の地下鉄マルベーク駅等でも爆発が発生し、15人が死亡しました。こちらはヨーロッパ連合(EU)本部にも近く、ブリュッセルの地下鉄は全線で運行を停止し、ブリュッセルの全ての鉄道駅は閉鎖されています。


<ブリュッセル国際空港からの情報>

 ブリュッセル国際空港のHPによれば、朝8時に2回爆発があり、緊急チームが建物内で必要な措置を講じているとのことです。
 22日のフライトは全て欠航となり、利用者は各エアラインに問い合わせるよう求められています。
 空港周辺には近付かないこと、空港内の他の区域にいる乗客は更なる情報が得られるまで落ち着いて行動することを求めています。
 ブリュッセル国際空港は、全日空の直行便(成田~ブリュッセル)が就航し、ヨーロッパ各地ともネットワークで結ばれる便利な空港であり、日本人の利用も多いと推測されます。


<ベルギー政府の対応>

 外務省・海外安全HPによれば、ベルギー政府はブリュッセルのテロの脅威度を「テロの脅威が非常に高い。非常に危険な状態であり、事態は切迫している」という「脅威度4」に引き上げました。これは最高レベルです。
 なお、この爆発の発生前は、ベルギー全土は「テロの可能性があり、発生し得る」という内容の「脅威度3」でした。


<ベルギー観光局からの情報>

 ベルギー観光局HPによれば、ブリュッセルでテロが起きたことを受け、以下の措置が取られているとのことです。

  • 地下鉄全線運行停止
  • ブリュッセルの全ての鉄道駅閉鎖
  • 美術館、お店やオフィス、レストラン休館 (3月22日の対応)
  • 航空機他の空港に着陸するか、欠航
  • 国際列車ベルギー国境で運行停止(block)


<全日空の対応>

 全日本空輸は成田空港からブリュッセル国際空港まで毎日、定期便を運航しています。全日空HPによれば、テロを受け、

  • 3月22日の成田空港発-ブリュッセル空港行きの便デュッセルドルフ空港へ到着地を変更
  • 3月22日のブリュッセル空港発-成田空港行の便欠航
  • 3月23日の便(成田空港発、ブリュッセル空港発の両方)欠航

となっています。


<ベルギーに渡航・滞在される方に求められること>

 このような状況を考慮し、外務省はベルギーに渡航・滞在される方に対し、

  • 不測の事態に巻き込まれないよう最新の関連情報の入手に努めこと
  • 当面の間、空港周辺には近づかないこと
  • テロの標的となりやすい場所(公共交通機関、観光施設、デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意すること

を求めています。

 また、海外渡航前には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくとともに、3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出するよう、呼びかけています。


<たびレジへの登録>

 外務省は、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」への登録も推奨しています。
 「たびレジ」とは、いざという時、在外公館などから緊急時情報の提供を受けられる登録システムです。

 具体的なメリットは、

  1. お役立ち情報の提供:旅行日程を登録することで、旅行先の在外公館の連絡先や旅行先国の渡航情報が見られる。
  2. 緊急時の情報提供:登録したすべてのメールアドレスに、在外公館が発出する緊急一斉通報や最新渡航情報メールが送られる
  3. 緊急時の連絡旅行先の国・地域で緊急事態が発生した際、登録した電話番号や宿泊先をもとに、緊急時の連絡を行う

というものです。
 登録には、パスポート番号のほか、旅行の日程(国と都市)を明らかにする必要があります。実際にやってみると、5分程度の簡単なものです。

 現在のようなテロの不安が増している状況下では、情報の入手が極めて重要です。情報を入手できないことが命取りになる可能性すらあるでしょう。
 ぜひ、登録されることをお勧めします。

登録はこちらから。(外務省「たびレジ」トップページ)


<関係機関HPでの情報収集>

 テロなど安全に関しては、関係する機関がそれぞれ情報を発信していますので、直接、ご自身で確認されることが大切です。
 現時点では、全ての機関で情報が発信されているわけではありませんが、今後、情報を発信する可能性が高い機関を列挙しております。ご活用下さい。



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