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2015年12月19日土曜日

フランス同時多発テロを受けたフランス入国と国際列車のセキュリティ(実体験)

 ヨーロッパ旅行好きのププです。
 旅行でのお役立ち情報をブログにしてお届けしています。


 今回は、フランス同時多発テロを受けた

  1. フランス入国の状況
  2. フランスからブリュッセル・ケルンへ向かう国際列車でのセキュリティ・チェックの状況

について、私が昨日と今日、体験したことをお伝えします。

 これはあくまで私の体験であって、一般化できるものではないこと、また、今後も状況の変化が十分ありうることを予め念頭に置いたうえ、お読みいただければと思います。
 私の情報が少しでもヨーロッパへの旅行者のお役に立てば幸いです。


(1)フランス入国の状況

 昨日(平成27年12月18日)、成田発、パリ・シャルル・ド・ゴール行きのJALでパリに入りました
 パリ到着は19時40分という遅めの時刻で、実際にボーディング・ブリッジが開いたのは20時ちょうどでした。
 シャルル・ド・ゴール空港での入国審査について、私の印象は「従来と変わったことはない」、というものです。

 ビジネス・クラスだったので早く入国審査に向かうことができたというアドバンテージはあったにせよ、私が入国審査の列に並んだ際、並んでいたのは10人未満でした。 
 実際の審査も、特段、厳しい質問もなく、淡々としており、従来と変わらない内容でした。
 むしろ、

  •  「何しに来たんだ?(ロンドン・ヒースロー空港)」
  •  「本当に変えるのか?日本行きの飛行機のチケットを見せろ(ドイツ・フランクフルト空港)」
  •  「なんでいつもスキポールかEU入りするんだ?(アムステルダム・スキポール空港)」

などとゴチャゴチャ聞いてくる他の国よりも余程リーズナブルに感じました。

 もちろん、これは日本のパスポートと、日本国が信頼されている証だとも思いますので、万が一、それを揺るがす事態があれば、一気に厳しくなるでしょう。

 もともと空港での入国審査はきちんとなされていることから、今回のテロを受けて何かが変わる、というものでもないということだと思います。 


(2)フランスからブリュッセル・ケルンへ向かう国際列車でのセキュリティ・チェックの状況

 私はパリで1泊したのち、翌(12月19日)朝7時55分パリ北駅発の国際列車(Thalys)でケルンに向かいました。

 パリ北駅には7時20分頃に到着したところ、列車の発車ホームがまだ表示されず、多くの人がホームが表示されるのを待っている状態でした。
 駅では、パスポートと乗車券を用意しておくべきことがアナウンスされていました。
 ホームが表示されたのは、発車15分前の7時40分
 そこから多くの人がぞろぞろとホームに向かい、警察官と思われる係員が6名で、ホームに向かう乗客のパスポートと乗車券をチェックしていました。
 なお、手荷物検査の機械はありましたが、検査は行われていませんでした。ひょっとしたら、抜き打ちでチェックすることもあるのかもしれません。
 パスポートと乗車券のチェック自体は、それほど時間がかかるものではありませんが、多くの人がそこに集中するため、かなりの行列ができており、発車は定刻から8分遅れの8時3分でした。


(3)シャルル・ド・ゴール空港とパリ北駅の警備の状況

 従来からシャルル・ド・ゴール空港の警備は厳重で、自動小銃を持った兵士が警戒に当たっていましたが、今回はたまたま、その姿は見ませんでした。到着時刻が遅く、早く市内に向かいたいがために急いでいたので、見落としただけかもしれません。
 少なくとも、シャルル・ド・ゴール空港の警備が以前よりも厳しくなった、という印象はありません。

 パリ北駅も従来から警備が厳重な場所です。自動小銃を持った兵士は前から見かけましたが、今回訪れたときは、少し増えていたように感じました。特に、駅前のタクシーたまりの附近に兵士が固まっていたのには少しぎょっとさせられました。
 といっても、これらは印象論に過ぎません。


<まとめ>

 パリで私が見た数少ない場所は、いずれも、観光客が移動するのに妨げになるような警備は行われていない、というのは事実でした。
 仮にまたテロが起きるとすれば、次はどの国で起きても不思議ではありません。必要以上にテロを恐れ、行動が委縮してしまうと、それこそテロリストの思うつぼ、という考えもあるでしょう。
 外務省からの情報や新聞・テレビの報道をしっかりチェックし、安全で楽しい旅をお楽しみください。





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2015年12月13日日曜日

エアラインのマイレージを貯めよう! ~JALカードでマイルを貯める~

 エアラインのマイレージについて、前回は日系のエアラインが貯めやすいしメリットもある、ということをお伝えしました。
 今回は、我が国を代表するエアラインであるJALのマイレージについてお届けいたします。


<JALマイルの貯め方① ~飛行機に乗る~>

 (1)JALの運航する飛行機に乗る

 マイレージ・サービスは本来、エアラインが顧客を囲い込むためのツールですので、そのエアラインの飛行機に乗ることで貯まります。
 JALの場合、国内・国際のJALグループ便に乗れば貯まります。

 (2)ワン・ワールドの運航する飛行機に乗る

 JALはワン・ワールドという世界的なアライアンス(同盟)に加盟しています。
 このため、ワン・ワールドの航空便に乗ることでもJALマイルが貯まります。

 欧州に拠点を持つワン・ワールドのエアラインとしては、英国航空(英国)、イベリア航空(スペイン)、フィンエアー(フィンランド)、エア・ベルリン(ドイツ)があります。このうち、英国航空とフィンエアーが日本への直行便を運航しています。
 また、アジアに拠点を持つキャセイ・パシフィック航空やマレーシア航空も加盟しており、これらで香港やクアラルンプール経由でリーズナブルな価格でヨーロッパ入りする場合にも、JALのマイレージを貯めることができます。

 (3)JALと提携するエアラインの運航する飛行機に乗る

 JALで特徴的なのは、ワン・ワールドではないエア・フランス、エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)の飛行機に乗った場合でもJALのマイルを貯められることです。
 エア・フランスとはナショナル・フラッグ同士、JALがワン・ワールドに加盟する前から提携していたため、ワン・ワールド加盟後もマイレージでの提携が続いているようです。


<JALマイルの貯め方② ~JALカードで買い物する~>

 マイレージを貯める方の目的は、特典航空券を入手することでしょう。
 しかし、飛行機に乗るだけで特典航空券に必要なマイレージを貯めるというのは、正直言ってなかなか難しいと思います。

  •  例えば、ヨーロッパまでビジネスクラスで往復するには、11万マイルという途方もないマイレージを貯める必要。特定の曜日に出発する便であれば、多少、少ないマイレージでも取れますが、それでも8万5000マイルが必要。
  •  JALのマイレージには、36か月という期限がある。

 そこで、本来の飛行機に乗って貯めるマイレージに加え、クレジットカードによるショッピングでもマイレージを貯めることになります。


 JALカードのススメ

 JALのマイレージを貯めるのに最も適したクレジットカードは、間違いなくJALカードです。その理由を列挙すれば、

  • 還元率が高い通常の買い物で200円ごとに1マイル、ショッピング・プレミアムに入会すれば100円で1マイル、それぞれ貯まる。JALの特約店では、100円で2マイル(ショッピング・プレミアム入会時)。
  • JALマイレージモール:このショッピング・モールを経由して買い物すると、通常のレート以上にマイレージを貯められる。提携しているお店も多く、キャンペーンでさらにレートが上がることも。
 ということになります。

 これらのメリットを受けるには、JALカード(クレジットカード)に入会する必要があります。今なら、最大15000マイルもプレゼントされますので、とってもオトク!初年度の年会費も無料です。下のバナーからどうぞ。





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エアラインのマイレージを貯めよう! ~日本で貯めるなら日系エアライン~

 ヨーロッパへは、片道10時間以上。非常に遠いですし、航空券はどうしてもそれなりの値段になります。特に、休みを取れる時期が限られる会社員などの方が旅行する際は、航空券が高くなるため、かなりの出費になります。この出費をゼロにできるなら、こんなうれしいことはないですよね。


<エアラインのマイレージを貯める>

 既に貯めてらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、私もエアラインのマイレージを貯めています。
 今まで貯めたマイルでビジネスクラスで5往復、欧州と東京を往復しています。そして、この冬もJALのビジネスで渡欧予定です。
 マイレージの特典航空券は、空きが少なく取りづらいことも多いですが、無理に航空券に交換しなくても電子マネーに変換することもできますし、貯めておいて損はないと断言できます。


<貯めるなら日系エアラインで>

 マイレージを貯めるには、どこかのエアラインを選ばなくてはなりません。
 ザックリ言って、日系かそれ以外か、という選択になりますが、日本に住んでいるなら日系を選ぶのが良いでしょう。

 日系エアラインのメリット(1)

 日本に住んでいれば、国内便に乗ることもあります。その際のマイレージを効率的に貯めるには、そのエアラインのプロパー会員になっておくのが一番です。


 日系エアラインのメリット(2)

 日系エアラインは、それぞれのプロパー会員向けにショッピング・モールを持っています。これらのサイトを経由すると通常よりもマイレージが多く貯められるようになっており、このメリットを受けるには、そのエアラインのプロパー会員になっておく必要があります。
 それぞれのサイトをご覧になりたい方は、下のリンクからどうぞ。

 JALマイレージ・モール
 ANAマイレージ・モール


 日系エアラインのメリット(3)

 一番のメリットは、日系エアラインが持っている上級会員制度です。
 日系、外資系を問わず、どのエアラインも、頻繁に利用する会員に対して、フライト時のマイレージが多く付与されたり、エコノミークラス搭乗時のラウンジ使用できたりなど、優遇措置による顧客囲い込みを行っています。
 通常は、1年間の登場回数や搭乗マイレージが一定以上といった基準を超えた場合に翌年、上級会員となり、基準を達成できないと上級会員ではなくなります。しかし、日系エアラインは、上級会員の時に特別なクレジットカードを作ると、クレジットカードの会員である限り、基準を満たさなくても上級会員資格を継続するのです。
 この資格を得るために、観光もせずにひたすら航空機に乗り続ける『修行』と俗称される行為も行われているようです。

 JALグローバルクラブ (JALのホームページ)
 ANAプレミアムメンバー (ANAのホームページ)


<JALとANAのどちらを貯めるか?>

 日系と外資では、日系の方が貯めやすいし、メリットもあるということはお分かりいただけたと思います。
 では、日系では、日本航空(JAL)全日本空輸(ANA)のどちらで貯めるべきでしょうか?

 まず、それぞれの属するアライアンスを見てみましょう。どちらも世界的なアライアンス(同盟)に属しており、同じアライアンスの航空便に乗った場合もマイルを貯められます。

  • ワン・ワールド:JALのほか、欧州では英国航空、イベリア航空、フィンエアーなど。
  • スターアライアンス:ANAのほか、欧州ではルフトハンザグループ(オーストリア航空、スイス航空が含まれる。)など。

 なお、JALはワン・ワールドに所属していないエア・フランスでもマイレージを貯められます。これは、ワン・ワールドに加入する前から独自に提携していたことがその理由です。

 私は両方貯めていますが、どちらか一方に絞った方が貯めやすいと思います。
 ヨーロッパの中でもドイツ・スイスに良く行くのならスターアライアンスが便利なので、ANAが良いでしょうし、英国、フランス、スペインが多いなら、JALが良いでしょう。しかし、ドイツにもフランスにも行きたいという方がほとんどでしょうから、その場合は、日本国内でJALに多く乗るならJALで、ANAの方が多いのならANAで、それぞれ貯めた方が良いと思います。



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2015年12月4日金曜日

鉄道をネットで予約しよう

 前回は、観光したい都市を決め、時刻表を参照しながら旅行プランを立てるところまでお話ししました。
 ヨーロッパ鉄道時刻表については、こちらからも購入できます。



 今回は、実際に列車を特定し、乗車券を購入する方法について、お届けします。


<インターネットで列車を検索しよう>

 欧州の鉄道会社は、信用乗車制度を採用していることもあり、切符を自分で打ち出して持ち込むことが一般的です。そのため、インターネットサイトによる予約・購入システムが充実しています。

 各国鉄のサイトでは、乗車する日付・時刻と乗車駅・降車駅を打ち込めば、複数の列車を価格や提供されるサービス内容(レストランの有無など)と合わせて提案してくれます。
 この場合、ルートが1つとは限らず、所要時間が大きく異なるルートが同時に提案されていることもあり、前後の列車とも十分比較することが大切です。遅い時刻に出発する列車の方が、先に出発した列車より早く着く、ということもままあることです。
 納得するまで、いろんなプランを各国鉄のサイト上でじっくり検討してください。この作業に没頭すると、思わず時間を忘れてしまうほどです。

 内容に納得したら、そのまま座席の指定、購入に進むことが出来ます。


<主な国の国鉄のサイト>

 以下に主要国の国鉄のサイトを列挙してみました。どの国も英語での検索、予約が可能となっています。ただ、詳細な説明のページなどは現地の言葉しかない場合もあるので、その際はgoogle翻訳などを駆使して頑張ってください。


<インターネット検索出来れば紙の時刻表は不要か?>

 大変便利なインターネットでの鉄道の検索。
 しかし、弱点もあります。たいていの場合、紙の時刻表を併用した方が良いと思います。


 紙の方が便利な例①

 欧州では、1つの路線を運行する会社が1社とは限りません。各国国鉄サイトだけ見ていては、競合他社のサービスを見逃してしまう可能性があるのです。

 例えば、イタリアでナポリからボローニャに移動する際、イタリア国鉄のサイトで検索すると、イタリア国鉄の列車からしか選べません。一見、当たり前のように見えますが、実はイタリアではヌオーヴォ・トラスポルト・ヴィアッジャトーリNuovo Trasporto Viaggiatoriという鉄道運行会社があり、イタリア国鉄のレールを借りて列車を運行しているのです。この会社の車両はフェラーリと同じ真っ赤な車両でとてもスタイリッシュ!



 せっかくイタリアに来たのだから、この列車に乗ってみたいと思うのも自然ですよね。しかし、私がその存在に気づいたのは現地に着いてから帰国して『ヨーロッパ時刻表』を確認すると、確かにこの列車が掲載されていました。インターネットだけに頼ったことによる失敗例です。

 紙の方が便利な例②

 また、都市と都市を結ぶ経路は必ずしも一つではありません。
 ドイツのライン川沿いの鉄道には、ライン川を見られる従来からの路線のほか、内陸側に高速新線が建設されています。車窓を楽しむなら従来のルート、時間を短縮したいなら新ルート、ということも紙の時刻表なら容易に可能です。このように、複数の経路を比較する際には、紙の方が圧倒的に便利です。

 こういった理由から、鉄道を乗りこなすには、ヨーロッパ鉄道時刻表は必須と言えるでしょう。


<チケットを購入してみよう>

 乗車する鉄道を決めたら、一等車か二等車か、キャンセル・変更可能かどうか、に注意して、購入します。購入は、クレジットカードによるオンライン購入になり、VISA・マスターなどの国際ブランドのクレジットカードがあれば可能です。個人的には一等車が断然、お勧めです。
 チケットはPDFファイルで指定したメールアドレスに送られてきますので、メールアドレスは決して間違えないようにして下さい。

この際、座席も指定できる場合があります
 コンパートメントなのかオープン席なのか、向かい合わせになっている席にするか、窓側か通路側か、などを選ぶだけの場合もあれば、シートマップから選択できるものまで、各国によって仕様は様々です。

 また、各国鉄のチケットは、それぞれ仕様が異なっています
 例えば、ドイツ国鉄では乗車券と指定券が一枚にまとまっていますが、スイス国鉄では乗車券と指定券を別々に買う必要がある、といった具合です。必要なものがそろっているか、ご自身で良くご確認ください。


<チケットを打ち出そう>

 欧州の鉄道には、改札口がありませんので、チケットは紙で打ち出しておき、列車に乗り込んだ後、車掌に提示します。車掌はバーコードリーダーでチケットの情報を読み取ります。ちなみに、このバーコードはA4で打ち出しても結構な面積を占めるため、小さなスマホの画面で提示するだけで車掌が本当に読み取れるのか、やや心配です。
 また、ドイツ国鉄などはスマホ用のアプリを出しており、そちらにチケットをダウンロードして、それを提示することで足りるようです。(実際に試したわけではないので、定かではありませんが。。。)


<まとめ>

 このように、欧州の鉄道チケットを買うことは、日本でインターネット通販をする感覚で、誰でもできると言ってよいでしょう。ネックは、サイトが英語だという点ですが、それも難しい単語は使われていませんし、何度かやればすぐに慣れる程度です。
 欧州旅行で鉄道を乗りこなせれば、旅行の選択肢は飛躍的に広がります

 ぜひ、鉄道を乗りこなし、欧州旅行を満喫していただきたいと思います。




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鉄道を乗りこなして欧州旅行を満喫しよう!

 欧州旅行好きのププです。欧州旅行のお役立ち情報をお届けしています。

 限られた日数で多くの都市を観光できるという意味では、欧州ほど都合の良い地域はないでしょう。欧州は、
  • 魅力的な都市や観光地が数多くある
  • それらが緊密な鉄道ネットワークで相互に結ばれている
ということがその理由です。

 逆に言えば、鉄道を乗りこなしてこそ、欧州旅行の魅力を引き出せると言っても過言ではありません。
 今回は、鉄道を乗りこなすための列車の調べるコツをお伝えします。


<観光する都市の候補を決める:ガイドブックで調べてみる>

 「旅行する!」と決めるときは、「スペインでフラメンコを見る」「ドイツでクリスマスマーケットを堪能する」など何らかのイメージを持っていることが普通だと思います。
 これをベースに、ガイドブックを見ながら観光する都市を選んでいくことになります。
 たいてい、1つの都市を選ぶとその周囲にも魅力的な街が複数見つかり、どの都市にどれだけ滞在しようか?と迷うことになります。国と国が近いというのはヨーロッパの特徴でもありますので、ヨーロッパの全域を扱っているガイドブックもあると便利だと思います。それで絞った上で、国別のガイドブックで詳細に調べていくのが効率的で抜けがないと思います。
 ヨーロッパの全域を扱っているガイドブックとしては、『地球の歩き方』が最もポピュラーだと思います。



<複数の都市をどう回るかを考える:『ヨーロッパ鉄道時刻表』で調べよう。>

 観光の候補とする都市を決めたら、どんな順番で回ったら効率的か、時刻表で検証してみましょう。
 その際、私の経験から、注意しておいたら良いと思うのが、

  • 土日(特に、日)は欧州ではお店が休みのことが多いので、なるべく移動日に充てると良い。
  • 帰国の航空機に乗り遅れないよう、最終日は出発都市で宿泊にするか、その近郊にした方が安全。
  • ホテルのチェックイン・チェックアウトは意外に時間がかかる上、延泊で安くなることもあるので、宿泊地はなるべく変えない方が良い。よって、片道2時間程度の距離であれば、その都市に宿泊せず、日帰りとすることも検討

 といった点です。

これを踏まえ、実際にどんなルートが良いのか、時刻表を見ながら検討を進めます。
その際に活躍するのが、欧州の鉄道の大部分を網羅する『ヨーロッパ鉄道時刻表』です。

 この時刻表は、かつて『トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表』と呼ばれていましたが、最近、休刊となり、その製作スタッフの設立した会社が発行しているようです。
 この時刻表を使えば、
  • どんな路線があるのか?
  • その路線の運行頻度はどのくらいか?
  • 目的の都市と都市の間の乗車時間はどのくらいか?
などを調べられます。



<『ヨーロッパ鉄道時刻表』の構成>

 『ヨーロッパ鉄道時刻表』は、時刻表の見方に続き、ロンドンやフランクフルトといった主要駅の街での立地や他の駅との位置関係などが掲載された後、まず国際列車の時刻表が掲載され、その後、国別の時刻表が掲載されています。


<国際列車の探し方:まずは路線図を見よう>

 国際列車を見つける際は、まず、路線図を見ましょう。
 路線図を見ると、出発地と到着地を結ぶ線には、いくつかの数字が振られており、この数字が振られたタイムテーブルを見れば、その路線の時刻が見られます。

 幹線ほど多くの数字が振られており、出発地や経由地の違いにより、多くの列車が走っていることがわかります。欧州の鉄道はかなり長い距離を走るものもあり、例えば、モスクワを朝8時半ごろに出てパリに翌日の20時半ごろに着く(36時間!)という列車もあったりします。こういう路線では、長大な路線を一目で見られるタイムテーブルと、比較的近距離の路線のタイムテーブルを分け、見やすくしています。
 ですので、複数の数字が振られた路線は、多くのタイムテーブルを見比べて、適切なものを見つけましょう。


<国内列車の探し方>

 国別の時刻表も、基本的には国際列車と見方は同じです。
 国内列車の場合、幹線だけでなくローカル路線も掲載されています。ローカル路線の場合、距離が近い場合であっても便数が少ないことも多く、たった一つの田舎町を観光する時間で複数の主要都市を回れたりすることも良くあります。
 また、国内の鉄道網が発達していない国の場合は、思い切って空路を使ったり、面倒でもいちいち首都に戻る方が結果として所要時間が短かったりします。

 どの便にするかは、旅行者のニーズに応じてそれぞれですので、「これが正解!」というものはありません。自身が納得いくまでプランを練り上げてください。
 なお、国内路線はさりげなくバスや船便が掲載されていることもありますので、バスや船だと酔ってしまう人(私ですが・・・)は注意が必要です。


<走っている鉄道の種類と雰囲気など>

 国際列車は、1等車やレストラン、運行する時間帯によっては寝台車を連結した優等列車であることがほとんどです。中には座席指定が必須という列車もありますので、注意が必要です。
 国内の鉄道は、幹線ではTGV、ICEに代表される高速列車が運行されることも多い一方、ローカル線では2~3時間に1本のみ、車両も2等車のみで座席予約も不可、ということもよくあります。
 日本では見かけなくなった食堂車やビュッフェ車両で食事や軽食を楽しめるのも、欧州旅行の良いところですね。欧州では日本の平日の新幹線のような、殺伐としてしわぶき一つにも気を遣う雰囲気の車両は見たことがありません。誰もが思い思いに気ままに過ごしています。


<まとめ>

 日本ほど時刻も正確ではありませんし、ローカル線を使うよりはバスを使った方が便利な場合も多々あると思います。それでも、旅情を味わうには、鉄道は欠かすことのできない要素だと思っています。
 欧州旅行ではぜひ、鉄道もその主要なパーツとして組み込んで頂けたら、旅はいっそう楽しくなると思います。









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2015年11月28日土曜日

在日フランス大使館が、「パリ同時多発テロ事件後のフランス滞在に関するQ&A」を掲載!

 欧州旅行好きのププです。
 ヨーロッパ旅行に関するお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

 今回は、フランス同時多発テロを受け、在日フランス大使館が、「パリ同時多発テロ事件後のフランス滞在に関するQ&A」を掲載していますので、そのポイントをお届けします。

 フランスへの渡航をお考えの方は、ご自身で一読されることをお勧めします。
 (リンクはこのページの一番下にあります。)


<主な内容>

(1)フランスへの入国

 Q&Aによれば、

  • 全ての入国地点(道路、鉄道、港、空港)で審査を実施
  • 国際鉄道路線の駅、空港では待ち時間がかかることが予想
とのことです。

 テロ以前は、シェンゲン協定締結国からの入国では国境審査が省略されていたのですが、「全ての」入国地点で審査を実施ということなので、これは事実上のシェンゲン協定の停止といえます。よって、従来、入国審査が不要であったベルギー、ドイツ、スペイン、イタリア等からの入国に際しても審査が発生するため、時間がかかるということです。

 その点を考慮して、旅行のスケジュールを立てる際は、余裕を持ったものとしておく必要がありますね。


(2)観光名所、美術館、記念建造物

 Q&Aによれば、

  • フランス全土で、公共の観光施設全体が公開されている
  • 市民の安全を守るため必要があれば、警視総監の指令により一部の施設が閉館になる
とのことです。

 新たな事件の発生が無ければ、観光を行うことは可能なようです。


(3)ショッピング、レストラン・バー・クラブ

 Q&Aによれば、

  • デパートやショッピングモールをはじめ、店舗は全て営業
  • レストラン、バー、クラブの営業には制限がなく、通常通り営業
とのことです。

 ショッピング、飲食に関しては、通常と同じように楽しむことができます。


(4)交通機関
 Q&Aによれば、

  • 国内交通機関は、空路網と鉄道網ともに通常通り運行。国内列車と国際列車も運行は正常
  • フランス発着航空便の11月13日以降の欠航はない
  • パリでは、地下鉄、バス、路面電車(トラムウェイ)、郊外路線電車(RER)の運行は正常
  • 県知事の判断で局部的な制限措置がとられる可能性はある


とのことです。

 パリを含め、フランス全土で公共交通機関の運行(運航)はテロ以前と変わりないということですね。

 他方で、Q&Aは、

  • 監視と点検の措置が公共交通機関全体で強化
  • 空路・国際鉄道網へのアクセスについては、搭乗・乗車前の点検が強化されており、追加の待ち時間を考慮する必要
  • 機動隊は、個人・荷物類のチェックを行うことができ、機動隊には危険とみなされる私物の輸送を禁止する権利がある
とも記載しており、航空機、国際列車を利用した旅程では、搭乗・乗車前点検に係る時間の分、早く空港・駅に到着している必要があるということです。
 また、機動隊による荷物検査がありうるということも頭に入れておいた方が良いでしょう。


(5)治安

 Q&Aによれば、

  • フランス大統領が発令した「非常事態宣言」は安全確保のため警備力を拡大するもの夜間外出禁止令を意味するものではないし、外国人観光客のフランス滞在の質に影響を及ぼすものでもない。(当初は12日間の期限が、その後3カ月に延長)
  • 警察及び憲兵隊が増員され、フランス全土に配置パリ及びその周辺の市街化地域だけでも軍人約3,000人を増強しており、最終的には5,000人以上の警官及び憲兵を追加し、治安を確保
  • 公共交通機関と、観光名所などの周辺では、人員を増員して監視が強化(パリの施設では3倍に増員)

とのことです。

 フランス政府も業界関係者も、安全性をフランス全土における最優先事項の一つとしており、治安の確保のためにできることは全てやっているという印象です。


 以上、在日フランス大使館がフランス滞在者に向けたQ&Aのポイントをご紹介しました。フランスに渡航される方は、ぜひ、下のリンクから全文をお読みいただくことをお勧めいたします。






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2015年11月27日金曜日

ベルギー・ブリュッセルでのテロ脅威度を引き下げ ~フランス・パリ同時多発テロ関連

 欧州旅行好きのププです。
 ヨーロッパ旅行に関するお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

 今回は、フランス同時多発テロを受け、ベルギーがテロ脅威度を引き下げましたので、その詳細をお届けします。


<ベルギー政府の従来の対応>

 ベルギー政府は、13日にフランス・パリで発生したパリ同時多発テロの首謀者がベルギーでテロを準備していたことを受け、テロ脅威度について、

  ブリュッセル3から4に引き上げ
  ブリュッセル以外の地域2から3に引き上げ

という措置を取っていました。

 テロ脅威度4とは、4段階中最高の脅威度で、「非常に高い。非常に危険であり、事態は切迫している。」というものです。

 これについては、過去の私のブログでもご紹介していますので、そちらもご覧ください。


<今回のベルギー政府の対応>

 ベルギー政府は、首都ブリュッセルの脅威度を3(高い。テロの可能性があり、発生し得る)に引き下げました。

 また、
  • 地下鉄は27日より完全に再開される
  • 大規模行事の延期、中止もありうる(個別に検討される)
ということも合わせて表明しているそうです。


<外務省からの注意喚起>

 これにより、ブリュッセルを含めたベルギー全土のテロ脅威度が3になりました。
 引き下げられたといえ、テロの脅威度は「高い」ということで、警戒が必要なことに変わりはありません。

 外務省は、注意喚起文書を発出し、ベルギーに渡航・滞在する方に対し、不測の事態に巻き込まれないよう、以下を呼び掛けています。

  • 最新の関連情報を入手する
  • 軍・警察施設付近、政府施設、観光施設、多数の人が集まる場所への訪問は可能な限り控える
  • テロの標的となりやすい場所では、周囲を警戒し、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる
  • 万一に備え、家族や友人、職場などに日程や渡航先の連絡先を伝えておく
  • 3か月以上滞在する方は、在留届を提出する。そうでない場合でも、「たびレジ」に登録する。

 詳細については、以下の外務省HPの注意喚起文書をご覧ください。特に、ベルギーへの渡航をお考えの方は、ご自身の目で文書をご確認されることをお勧めします。
 また、外務省海外安全ホームページは、海外渡航される方への安全情報発信のポータルサイトです。ブックマークして、こまめにチェックされるとよいでしょう。

外務省『ベルギー:ベルギーにおけるテロ脅威度の引き上げに伴う注意喚起(再更新)

外務省海外安全ホームページ


<「たびレジ」とは?>

 「たびレジ」とは、いざという時、在外公館などから緊急時情報の提供を受けられる登録システムです。

 具体的なメリットは、

  1. お役立ち情報の提供:旅行日程を登録することで、旅行先の在外公館の連絡先や旅行先国の渡航情報が見られる。
  2. 緊急時の情報提供:登録したすべてのメールアドレスに、在外公館が発出する緊急一斉通報や最新渡航情報メールが送られる
  3. 緊急時の連絡旅行先の国・地域で緊急事態が発生した際、登録した電話番号や宿泊先をもとに、緊急時の連絡を行う

というものです。
 登録には、パスポート番号のほか、旅行の日程(国と都市)を明らかにする必要があります。実際にやってみると、5分程度の簡単なものです。

 現在のようなテロの不安が増している状況下では、情報の入手が極めて重要です。情報を入手できないことが命取りになる可能性すらあるでしょう。
 ぜひ、登録されることをお勧めします。

登録はこちらから。
  外務省「たびレジ」トップページ



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2015年11月26日木曜日

フランス渡航者に対する外務省の注意喚起文書が発出 ~フランス・パリ連続テロ事件関連

 欧州旅行好きのププです。
 ヨーロッパ旅行に関するお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

 今回は、フランス同時多発テロを受け、26日、外務省から注意喚起文書が新たに発出されましたので、その詳細をお届けします。
 ヨーロッパ旅行でフランスへの渡航をご検討中の方は、ご注意ください。


<フランス同時多発テロの概要>

 テレビ・新聞で大きく報道されているのでご存知かと思いますが、11月13日夜(現地時間)、パリで少なくとも130人が死亡、負傷者が多数発生する同時多発テロ事件が発生しました。

 事件が発生したのは、以下の7か所で、1~6はパリ10区及び11区です。
  1. ビシャ通りのレストラン「ル・プティ・カンボッジ」(rue Bichat)
  2. フォンテーヌ・オ・ロワ通りのカフェ(rue de la Fontaine au roi)
  3. ヴォルテール大通りの小劇場「バタクラン」(Bataclan, Boulevard Voltaire)
  4. シャロンヌ通り(rue de Charonne)
  5. ヴォルテール大通り(boulevard Voltaire)
  6. ボーマルシャ通り(boulevard Baumarchais)
  7. パリ北部近郊の国立競技場(Stade de France)

 これに対し、フランスのオランド大統領はイスラム過激派組織 ISIL の犯行と断定しました。
 一方,ISILは犯行声明を発出し、フランスに対する更なる攻撃を警告しています。


<フランス政府の対応>

 オランド大統領はフランス全土における緊急事態を宣言し、
  • 国境(陸路、空港、鉄道、海上)におけるコントロールの強化
  • パリ市の施設(美術館、マルシェなど)は全て閉鎖
  • 集会・デモに対する許可は取消し

の措置を取りました。

 現在、パリ市のほとんどの観光名所及び施設は再開しているようです。


<外務省の注意喚起の内容>

 これらの状況を受け、外務省も注意喚起文書を発出し、フランスに渡航・滞在する方に対して以下を呼び掛けています。

  • 最新の関連情報を入手する
  • テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察施設付近、公共交通機関宗教施設観光施設デパートや市場など不特定多数の人が集まる場所)では、周囲を警戒し、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる
  • 万一に備え、家族や友人、職場などに日程や渡航先の連絡先を伝えておく。
  • 3か月以上滞在する方は、在留届を提出する。そうでない場合でも、「たびレジ」に登録する。

 詳細については、以下の外務省HPの注意喚起文書をご覧ください。
 
 外務省『フランス:パリにおける連続テロ事件の発生に伴う注意喚起(再々更新)


<気を付けるべきこと>

 外務省の呼びかけの一番最初の項目にある通り、最新情報の入手に努めてください。特に、外務省の海外安全ホームページをこまめにチェックすることをお勧めします。

 具体的に想定されることは、

  •  国境の管理:入国審査に時間がかかることは予め織り込んでおく
  •  観光名所や施設:今後も情勢の変化により、閉鎖されることも十分、想定される

ということかと思います。観光名所では、例えば、エッフェル塔は一度再開されたものの従業員が安全を確保できないと訴えたことにより閉鎖されたということもありました。

 フランスの緊急事態宣言の有効期間は2016年2月25日までですので、それまでは引き続き厳重な警戒が必要です。
 また、次に述べる「たびレジ」は、身の安全の確保の観点からぜひ、登録することをお勧めします。


<「たびレジ」とは?>

 「たびレジ」とは、いざという時、在外公館などから緊急時情報の提供を受けられる登録システムです。

 具体的なメリットは、
  1. お役立ち情報の提供:旅行日程を登録することで、旅行先の在外公館の連絡先や旅行先国の渡航情報が見られる。
  2. 緊急時の情報提供:登録したすべてのメールアドレスに、在外公館が発出する緊急一斉通報や最新渡航情報メールが送られる
  3. 緊急時の連絡旅行先の国・地域で緊急事態が発生した際、登録した電話番号や宿泊先をもとに、緊急時の連絡を行う
というものです。
 登録には、パスポート番号のほか、旅行の日程(国と都市)を明らかにする必要があります。実際にやってみると、5分程度の簡単なものです。

 現在のようなテロの不安が増している状況下では、情報の入手が極めて重要です。情報を入手できないことが命取りになる可能性すらあるでしょう。
 ぜひ、登録されることをお勧めします。

登録はこちらから。
  外務省「たびレジ」トップページ


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2015年11月24日火曜日

海外でスマホを使おう ~スマホを使うとこんなに便利になる

日本では一般的になったスマートフォン
メールチェックやちょっとした調べもの、facebook投稿などのSNSに大変便利で、これなしで生活できない、という方も多いのではないでしょうか。
海外でスマホが使える便利ですし、時には「最新の情報」を得ることで身の安全を守るのにも役立つこともあるでしょう。 
 具体的にどういう場面が想定されるのか、挙げてみたいと思います。

具体的な使用場面① 地図の使用
 古くからある街では道が曲がりくねっていたり、とくにイスラム支配を受けたスペインの街などはわざと方向感覚を狂わせるよう作ってあったり、自分の進むべき方向が分からなくなることもままあります。そうでなくても、地下鉄を降りて地上に出ると、どっちに進めばよいかわからない、ということは誰でも経験があることです。海外で道に迷ってしまうと、とても不安になります。
 そういう時、スマホの地図ソフトが使えると本当に助かります。

具体的な使用場面② 翻訳ソフトの使用
 観光地では基本的に英語が通じますが、田舎に行くと英語が通じなくなる可能性も高まります。また、レストランのメニューは現地の言葉でしか書いていないことも多くあります。
そういう時、スマホの翻訳ソフトが使えると、大体の意味が分かることが多くあります。機械翻訳独特の、直訳調にはなってしまいますが、大意はわかります。


<日本のスマホを海外でそのまま使う場合>
日本の大手通信事業者と契約したスマホをそのまま海外で使ってしまう、というのが最も簡単です。新たに手続きなどをしなくてもそのまま使えてしまうことがほとんどです。
しかし、これには非常に大きなデメリットがあります。スマホの機能を活用するためデータ通信すると、日本での使用とは別に料金がかかり、しかも、かなり高額になってしまうのです。お金に非常に余裕がある方を除き、この方法はお勧めできません。
このような事態を避けるには、海外で現地の通信事業者と契約することが必要です。こうすれば、リーズナブルな料金でスマホを使うことができます。
 

<必要となるもの>
  海外で現地通信事業者と契約してスマホを使うためには、以下のものが必要です。
  (1)SIMロックフリーのスマホ端末
  (2)海外SIM

 (1)SIMロックフリーのスマホ端末
   日本の大手通信事業者のスマホ端末に海外SIMを差し込んでも、通信できません。
これら事業者が自社回線でしか使えないようスマホ端末をロック(SIMロック)しているからです。よって、海外で使うためには、事業者にこのロックを解除してもらうことが必要です。
ただし、全てのスマホがSIMロックの解除が可能というわけではありません。事業者によっては、購入時期がある時期以降であるものに限定し、かつ、解除は半年ほど使用した後に限るなどの縛りをかけていることもあります。
  このように日本の大手通信事業者向けのスマホ端末の場合、購入してすぐの渡航では対応できません。旅行をにらんでスマホの購入時期を変えるというのもばからしい話だと思います。

  そこで、私はSIMロックフリーの海外モデルを普段から使うことをお勧めします。
  今のスマホは、デフォルトで日本語に対応していることも多いので、今までスマホをお使いの方であれば、設定に際して迷うことはないでしょう。海外では日本未発売のモデルが売られているのも魅力的です。
  日本で購入する際は、エクスパンシスという業者が便利です。

<エクスパンシスで購入される方はこちら>
エクスパンシス
また、スマホ端末をSIMロックフリーにしたのなら、通信事業者も大手から格安の事業者に変更して、月々の通信代金を抑制するのも良いと思います。OCNNTT系列で回線はドコモのものを使用しているので安定しています。ドコモをお使いの方には、検討に値すると思います。

OCNでの契約はこちらから>


 ちなみに、私自身、エクスパンシスでスマホ( Xperia Z2 )を買い、スマホをドコモからOCNに変更しています。実際に使ってみて全く不満はありませんので、お勧めしている次第です。


(2)海外SIM
 EUになり、通貨が統合され、国境の審査も事実上なくなってはいるものの、それぞれの国家はまだしっかりと残っており、通信事業者についても国ごとにあります。欧州内では相互にローミングしていることもありますが、基本的にそれぞれの国で契約することになると思います。
 国ごとに通信事業者が異なるので、ここでは詳細にはご説明できませんが、注意すべき点は以下のとおりです。
  • 旅行者が契約するのは、プリペイド契約身分証明書の提示が必要となることが普通
  • SIMカードには、ナノSIM、マイクロSIMなどの種類があるので、持っていくスマホはどれに対応しているのかあらかじめ確認しておく。
  • 契約は、有効な日数、音声通話の有無、データ通信の速度、容量により、変わってくる。
  • SIMカードにはコードが割り振られており、最初の設定でその入力が必要になる。

  過去に数か国で購入した経験として、手続きは国によって本当にまちまちですので、渡航先を決めたら、その国のSIMカードを題材としたブログを検索されることをお勧めします。


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2015年11月23日月曜日

フランス同時多発テロを受け、スウェーデンがテロ脅威度引き上げ

 欧州旅行好きのププです。
 ヨーロッパ旅行に関するお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

 今回は、フランス同時多発テロを受け、スウェーデンがテロ脅威度を引き上げましたので、その詳細をお届けします。
 ヨーロッパ旅行でスウェーデンをご検討中の方は、ご注意ください。


<フランス同時多発テロ>

 テレビ・新聞で大きく報道されているのでご存知かと思いますが、13日夜(現地時間)、パリで少なくとも129人が死亡する同時多発テロ事件が発生しました。フランスのオランド大統領はイスラム過激派組織 ISIL の犯行と断定し、警戒態勢を敷いております。
 また、18日朝(現地時間)、パリ北部郊外のサン・ドニ市でこの同時多発テロの容疑者らが立てこもるアパートを制圧した際、銃撃戦が発生し、首謀者ら2名が死亡しました。
 ベルギー政府は、21日、テロ脅威度を引き上げ、特にブリュッセルは最高度の4(非常に危険であり、事態は切迫している)というレベルにまで引き上げています。


<スウェーデン政府の対応:テロ脅威度の引き上げ>

 18日、スウェーデン政府は、スウェーデン国内のテロ脅威度を5段階中の3から4に引き上げました。

 テロ脅威度3増した脅威
 テロ脅威度4高い脅威
ということで、攻撃の意思と能力を有した活動家が攻撃を実行に移す可能性が高いとのことです。

 また、スウェーデン政府は、公共交通機関、宗教施設、メディア等における警戒が強化されると発表しているそうです。具体的な内容はまだ伝わっておりませんが、空港や教会等でのセキュリティ・チェックが厳重になる等は想定の範囲内といえるでしょう。

 スウェーデンでテロ脅威度が4に引き上げられるのは初めてのことです。
 国内においてテロを準備する疑いについて捜査を行っていると発表しており、脅威度の引き上げは裏付けがあってのことと思われます。


<外務省からの注意喚起文書>

 これらの状況を受け、外務省も注意喚起文書を発出し、スウェーデンに渡航・滞在する方に対して以下を呼び掛けています。

  • 最新の関連情報を入手する
  • テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察施設付近、公共交通機関、宗教施設、観光施設、デパートや市場など不特定多数の人が集まる場所)では、周囲を警戒し、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる
  • 万一に備え、家族や友人、職場などに日程や渡航先の連絡先を伝えておく。
  • 3か月以上滞在する方は、在留届を提出する。そうでない場合でも、「たびレジ」に登録する。
詳細については、以下の外務省HPの注意喚起文書をご覧ください。特に、スウェーデンへの渡航をお考えの方は、ご自身の目で文書をご確認されることをお勧めします。
 また、外務省海外安全ホームページは、海外渡航される方への安全情報発信のポータルサイトです。ブックマークして、こまめにチェックされるとよいでしょう。

外務省『スウェーデン:スウェーデンにおけるテロ脅威度の引き上げに伴う注意喚起

 外務省海外安全ホームページ


<「たびレジ」とは?>

 「たびレジ」とは、いざという時、在外公館などから緊急時情報の提供を受けられる登録システムです。

 具体的なメリットは、

  1. お役立ち情報の提供:旅行日程を登録することで、旅行先の在外公館の連絡先や旅行先国の渡航情報が見られる。
  2. 緊急時の情報提供:登録したすべてのメールアドレスに、在外公館が発出する緊急一斉通報や最新渡航情報メールが送られる
  3. 緊急時の連絡旅行先の国・地域で緊急事態が発生した際、登録した電話番号や宿泊先をもとに、緊急時の連絡を行う

というものです。
 登録には、パスポート番号のほか、旅行の日程(国と都市)を明らかにする必要があります。実際にやってみると、5分程度の簡単なものです。

 現在のようなテロの不安が増している状況下では、情報の入手が極めて重要です。情報を入手できないことが命取りになる可能性すらあるでしょう。
 ぜひ、登録されることをお勧めします。

登録はこちらから。
  外務省「たびレジ」トップページ


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2015年11月22日日曜日

フランス同時多発テロを受け、ベルギーのテロ脅威度引き上げ

 欧州旅行好きのププです。
 ヨーロッパ旅行に関するお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

 今回は、フランス同時多発テロを受け、ベルギーがテロ脅威度を引き上げましたので、その詳細をお届けします。


<フランス同時多発テロ>

 テレビ・新聞で大きく報道されているのでご存知かと思いますが、13日夜(現地時間)、パリで少なくとも129人が死亡する同時多発テロ事件が発生しました。フランスのオランド大統領はイスラム過激派組織 ISIL の犯行と断定し、警戒態勢を敷いております。
 また、18日朝(現地時間)、パリ北部郊外のサン・ドニ市でこの同時多発テロの容疑者らが立てこもるアパートを制圧した際、銃撃戦が発生し、首謀者ら2名が死亡しました。

 パリ同時多発テロ事件については、ベルギー出身者が同地において犯行を準備したと報じられています。


<ベルギー政府の対応:テロ脅威度の引き上げ>

 これらを受け、ベルギー政府は、テロ脅威度について、
  ブリュッセル:3から4に引き上げ
  ブリュッセル以外の地域:2から3に引き上げ
という措置を取りました。

 このテロ脅威度とは、4段階で示されるもので、
  脅威度2:中程度。テロが発生する可能性は小さい
  脅威度3:高い。テロの可能性があり、発生しうる。(ブリュッセル以外の地域)
  脅威度4:非常に高い。非常に危険であり、事態は切迫している。(ブリュッセル)
という基準です。  

 現在のブリュッセルは、非常に危険で、事態は切迫している、という状況だということをベルギー政府が宣言しているということになります。


<ベルギー政府の呼びかけ>

 ベルギー政府(内務省危機管理センター)は、ブリュッセル首都圏地域の住民に対し、以下を呼び掛けています。

  • 多数の人が集まる場所(コンサート、大規模行事、駅・空港、公共交通機関、大規模商業施設)を避ける
  • 大規模イベントは中止
  • 21日及び22日のブリュッセルの地下鉄の運行の中止

 現に21日の地下鉄は運休となったとのことです。


<日本政府による注意喚起>

 外務省は、注意喚起文書を発出し、ベルギーに渡航・滞在する方に対し、不測の事態に巻き込まれないよう、以下を呼び掛けています。

  • 最新の関連情報を入手する
  • 軍・警察施設付近、政府施設、観光施設、多数の人が集まる場所への訪問は可能な限り控える
  • テロの標的となりやすい場所では、周囲を警戒し、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる
  • 万一に備え、家族や友人、職場などに日程や渡航先の連絡先を伝えておく
  • 3か月以上滞在する方は、在留届を提出する。そうでない場合でも、「たびレジ」に登録する。

 
 詳細については、以下の外務省HPの注意喚起文書をご覧ください。特に、ベルギーへの渡航をお考えの方は、ご自身の目で文書をご確認されることをお勧めします。
 また、外務省海外安全ホームページは、海外渡航される方への安全情報発信のポータルサイトです。ブックマークして、こまめにチェックされるとよいでしょう。

 外務省『ベルギー:ベルギーにおけるテロ脅威度の引き上げに伴う注意喚起(更新)

 外務省海外安全ホームページ


<「たびレジ」とは?>

 「たびレジ」とは、いざという時、在外公館などから緊急時情報の提供を受けられる登録システムです。

 具体的なメリットは、

  1. お役立ち情報の提供:旅行日程を登録することで、旅行先の在外公館の連絡先や旅行先国の渡航情報が見られる。
  2. 緊急時の情報提供:登録したすべてのメールアドレスに、在外公館が発出する緊急一斉通報や最新渡航情報メールが送られる
  3. 緊急時の連絡旅行先の国・地域で緊急事態が発生した際、登録した電話番号や宿泊先をもとに、緊急時の連絡を行う

というものです。
 登録には、パスポート番号のほか、旅行の日程(国と都市)を明らかにする必要があります。実際にやってみると、5分程度の簡単なものです。

 現在のようなテロの不安が増している状況下では、情報の入手が極めて重要です。情報を入手できないことが命取りになる可能性すらあるでしょう。
 ぜひ、登録されることをお勧めします。

登録はこちらから。
  外務省「たびレジ」トップページ




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1等車に乗ってみよう!

 欧州旅行好きのププです。
 ヨーロッパ旅行に関するお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

 今回は、ヨーロッパ旅行で鉄道に乗られる方に、1等車の魅力をお届けします。


<欧州の鉄道は1等車と2等車に厳密に分かれている。>

欧州では鉄道車両の車体に「1」「2」のいずれかが記載されていることが多くあります。これは、1等車」「2等車」を表しており、階級社会の名残の残る、ヨーロッパらしいところと言えるでしょう。
1等車、2等車の割合は、路線ごとに異なっており、感覚的なものですが、2等車4両~5両に対して1等車1両、という感じだと思います。
一等車の入口。「1」という数字が一等車の目印。
  さすがに地下鉄やトラム、近郊電車などは1等車が存在しないことが多く、全て「2」と書いてあるか、何も表示が無いこともあります。


1等車と2等車の車内設備の違い>

  2等車は、日本の在来線と同様、2席シートが通路を挟んで2列に並んでおり、日本の在来線の普通席と同じです。体の大きな外国人も座ることを前提としているので、2等車でも狭いというわけではありません。

 これに対し、1等車は、2席シートと通路を挟んだ1席シートで、横方向は3しかなく、実にゆったりとしたつくりになっています。また、1等車はシートが革張りのことも多くあります。
3列で、ゆったりした1等車の車内。


1等車と2等車の客層>

  2等車はかなり幅広い層に利用されています。
  例えば、旅行者や家族連れのほか、バッグパッカーや出稼ぎ労働者(風)なども利用しています。
  特に、地元の小中学生くらいの子供たちが大挙して乗ってくる場合、彼らは間違いなく2等車に乗り込んでくるため、運悪く遭遇すると、車内は混雑しますし、騒がしくなります。

これに対し、1等車は全般的に室内は落ち着いているといえます。
家族連れもいますが、車内でパソコンを打ちまくるビジネスマンもよく見かけます。また、値段の差もあり、1等車はすいていることが多いと感じます。


<欧州の鉄道では、1等車が断然オススメ!>

両者を比較すれば、1等車の方が快適に旅行できるのは明らかだと思います。
ただし、「値段が高いのだから、その分、サービスが良くて当たり前だ!問題はコストパフォーマンスではないか?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。
 
  実は、1等車でも、工夫をすれば安く購入することは可能です。
  そもそも、欧州の鉄道は、当日に買うと結構な値段を取られるのですが、変更不可の切符を事前予約で購入すると、安く買える仕組みになっています。このため、当日購入の2等より、事前購入の1等の方が断然、安く買える、ということになっています。

例えば、ドイツ国鉄で、11時54分にフランクフルト中央駅からミュンヘン中央駅に向かう列車(ICE923)について見てみましょう。

1122日(明日)
  1109ユーロ
  2等 89ユーロ
1か月後(1220日、同じ曜日としています。)
  1等 65ユーロ
  2等 59ユーロ

このように、前日の2等車よりも1月前の1等車の方が安いことがおわかり頂けると思います。


<まとめ>

気の向くままに街から街へと移動するというスタイルの人には向きませんが、日本から欧州旅行される場合、予め欧州内の移動、ホテルなどを予め、細かく決めてから旅行する方が多いと思います。そういう方には、1等車をお選びになる方が、断然、オトクです。



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