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2016年1月13日水曜日

大晦日のヘルシンキ、チューリッヒでも難民による女性への集団暴行事件が発生していた!昨夏のストックホルムでも。

 12月31日の夜、ケルンで難民と思われる集団が窃盗や女性への暴行などを働いたとの報道については以前、ご紹介しました。

大晦日のケルンで多くの女性が暴行を受ける事件が発生。ヨーロッパでの年越しは危ないのか?』(1月8日のブログ)

 ドイツをはじめヨーロッパでは、かなり大きな問題となっており、新たな事実が明らかになってきました。
 何と同日、フィンランド、スイスでも同様の事案が起きていたこと分かったのです。


<フィンランド>

 大晦日のヘルシンキ中央駅では、イラクからの難民申請者1000人が集団暴行を起こしています。事前にこれら集団による女性への性的嫌がらせ計画の情報が寄せられていたとのことです。


<スイス>

 大晦日のチューリヒで、複数の女性から性的暴行の被害届が出されており、アラブ系の外見の若い男の集団が犯行に関わっているとのことです。


<昨年の夏のスウェーデンでも>

 これだけ見れば、大晦日から新年にかけてのどさくさに紛れた犯行が起きただけのようにも見えますが、実はストックホルムでは昨年8月、野外音楽祭で女性に集団暴行事件が起きていたことが明らかになりました。これは内部メモから明らかになったものです。
 ここでも犯人は移民とみられる若い男たちで、多数の女性が性的暴行を受けています。


<これらの事件をどう見るべきか?>

 今回の一連の報道で分かったことは、

  • 移民・難民による犯罪(特に、女性への性的暴行)は、ドイツだけなく、移民・難民を多く受け入れているどの都市でも起こりうる
  • 大晦日だけでなく、人が多く集まる場所やイベントではいつでも起こりうる(野外音楽イベントなど。大晦日だけ気を付けていてもダメ)

ということです。

 そして、各国ともに移民・難民政策への影響を避けたいという思惑から、迅速な情報が提供されない状況にあったということです。去年8月の事件がようやく公表されるスウェーデンなど、隠蔽そのものです。

 ただ、今回、多くの事案が出てきたことをきっかけに、他にも隠蔽や意図的に放置されてきた事案がないか追求する動きは、各国で確実に起こるでしょう。そして、それを受けて必要な警備の強化はある程度、なされることと思います。この点については、欧州旅行をお考えの方は、引き続き、報道をこまめにチェックすることである程度、その国の危険性を判断できるようになると思います。


<自分の身は、自分で守るしかない>

 とはいえ、今後も移民・難民の犯罪は一定程度は起きるでしょう。既に入国した移民・難民は引き続き欧州にとどまりますし、一般論として彼らが経済的に恵まれないのは事実です。

 移民・難民の多い地区に近付かないのはもちろんのこと、人気(ひとけ)のない場所は避ける夜間の外出では積極的にタクシーを使う等の自衛手段を徹底して、自分の身は自分で守るという意識を持って頂きたいと思います。



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2016年1月8日金曜日

大晦日のケルンで多くの女性が暴行を受ける事件が発生。ヨーロッパでの年越しは危ないのか?

 ドイツ・ケルンの中央駅前で12月31日の夜、複数の女性が男の集団から性的暴行や金品を奪われる被害を受けたとの報道がありました。
 日本の新聞・テレビでの報道での扱いはかなり小さいものですが非常にショッキングかつ重大な事案であり、ヨーロッパ旅行そのものを心配される方もいらっしゃるかもしれません。

 私も何度かヨーロッパで年明けを迎えたことがありますので、その経験から今回の事案を考えてみたいと思います。


<事案の概要>

 報道された内容をまとめると事案の概要は以下のとおりです。(今後変更になる可能性あり)

  • 12月31日から1月1日にかけ、ケルン中央駅とその周辺の広場で、女性が男の集団から「財布を奪われる」「侮辱を受ける」「体に触れられる」「服をはぎ取られる」といった暴行を受けた。
  • 被害女性の証言によれば、犯人は中東・北アフリカ系の男たちで合計すると1000人以上に上る。
  • 被害を受けた女性は5日午前の段階で90人に上る。その4分の1が性的被害を受け、1名は強姦されたという。
  • 被害者の3/4はケルン在住者ではなかった
  • ケルンだけでなく、シュトゥットガルト、ハンブルクでも同様の行為があった。
  • この他、男たちは花火を人々に対して打ち込むなどの行為も行っていた。

 ドイツでは、これらの犯罪が難民の受入によるものだとの議論も起こっており、メルケル首相の難民の積極受入れ政策の継続性にも注目が集まっています。


<ヨーロッパの年越しは激しい>

 ドイツ警察がコメントしていますが、このような行為は従来は起こっていなかったものであり、今回の事案だけをもって大晦日のケルンが危ない場所」とは直ちには言えないでしょう。

 ただ、何度かヨーロッパで年を越した経験からすれば、ヨーロッパの年越しはかなり過激です。

 数年前にフランスのある地方都市で年を越したときは、主要な通りで夜中まで爆竹が頻繁に鳴らされており、また、部屋の中でミラーボールを回転させながら窓も全開に大音量で音楽をかける家もありました。うるさくて寝られたものではありません。

 一昨年にイタリア・ナポリで年を越した際も、街中で打ち上げ花火を打ち上げる爆竹を鳴らすということが街の至る所で見られ、それが年が明けるまで、ずっと続きました。特に爆竹の音はものすごく、「ホテルの躯体に影響が出るんじゃないか?」という轟音も何度かありました。
 これは、旅行記でもお伝えしているところです。

街中でゲリラ的に打ち上げられる花火


 いつもは静かな街も、大晦日は羽目を外して良いという雰囲気が何となく漂っています。そして、昼から酔っている人も多く見かけました。
 正直なところ、私はこの雰囲気が嫌いですし、何が起きてもおかしくない危うさを感じていました。

 もちろん、全ての場所が危ないということはありませんし、昼と夜では雰囲気も全然違ってきます。街の雰囲気を敏感に察知して、危うい場所、人、雰囲気を避けるという基本的なことができていれば、避けられるリスクがほとんどでしょう。


<自分の身は自分で守るしかない>

 大晦日は、人の心も緩みがちで、そこにアルコールが加わると、モラルが保たれないことも多くなると思います。
 現地の人と楽しく飲んで騒げるかもしれませんが、酔った相手に絡まれたり、暴行される可能性は高くなると言って良いでしょう。
 そして、我々日本人は外国人であり、いわれなき差別や被害を受ける可能性があることは十分認識しておくべきです。

 たった1度の嫌なことで、楽しい旅行の全てが台無しになる可能性があります。
 私は楽しめる可能性を追求するより、嫌な思いをするリスクを避けることにしており、大晦日は早めにホテルに帰ることにしています。

 自分の身は、自分で守るのが鉄則です。
 リスクはご自身でしっかり認識した上で、海外旅行を楽しんで頂ければと思います。



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2015年12月19日土曜日

フランス同時多発テロを受けたフランス入国と国際列車のセキュリティ(実体験)

 ヨーロッパ旅行好きのププです。
 旅行でのお役立ち情報をブログにしてお届けしています。


 今回は、フランス同時多発テロを受けた

  1. フランス入国の状況
  2. フランスからブリュッセル・ケルンへ向かう国際列車でのセキュリティ・チェックの状況

について、私が昨日と今日、体験したことをお伝えします。

 これはあくまで私の体験であって、一般化できるものではないこと、また、今後も状況の変化が十分ありうることを予め念頭に置いたうえ、お読みいただければと思います。
 私の情報が少しでもヨーロッパへの旅行者のお役に立てば幸いです。


(1)フランス入国の状況

 昨日(平成27年12月18日)、成田発、パリ・シャルル・ド・ゴール行きのJALでパリに入りました
 パリ到着は19時40分という遅めの時刻で、実際にボーディング・ブリッジが開いたのは20時ちょうどでした。
 シャルル・ド・ゴール空港での入国審査について、私の印象は「従来と変わったことはない」、というものです。

 ビジネス・クラスだったので早く入国審査に向かうことができたというアドバンテージはあったにせよ、私が入国審査の列に並んだ際、並んでいたのは10人未満でした。 
 実際の審査も、特段、厳しい質問もなく、淡々としており、従来と変わらない内容でした。
 むしろ、

  •  「何しに来たんだ?(ロンドン・ヒースロー空港)」
  •  「本当に変えるのか?日本行きの飛行機のチケットを見せろ(ドイツ・フランクフルト空港)」
  •  「なんでいつもスキポールかEU入りするんだ?(アムステルダム・スキポール空港)」

などとゴチャゴチャ聞いてくる他の国よりも余程リーズナブルに感じました。

 もちろん、これは日本のパスポートと、日本国が信頼されている証だとも思いますので、万が一、それを揺るがす事態があれば、一気に厳しくなるでしょう。

 もともと空港での入国審査はきちんとなされていることから、今回のテロを受けて何かが変わる、というものでもないということだと思います。 


(2)フランスからブリュッセル・ケルンへ向かう国際列車でのセキュリティ・チェックの状況

 私はパリで1泊したのち、翌(12月19日)朝7時55分パリ北駅発の国際列車(Thalys)でケルンに向かいました。

 パリ北駅には7時20分頃に到着したところ、列車の発車ホームがまだ表示されず、多くの人がホームが表示されるのを待っている状態でした。
 駅では、パスポートと乗車券を用意しておくべきことがアナウンスされていました。
 ホームが表示されたのは、発車15分前の7時40分
 そこから多くの人がぞろぞろとホームに向かい、警察官と思われる係員が6名で、ホームに向かう乗客のパスポートと乗車券をチェックしていました。
 なお、手荷物検査の機械はありましたが、検査は行われていませんでした。ひょっとしたら、抜き打ちでチェックすることもあるのかもしれません。
 パスポートと乗車券のチェック自体は、それほど時間がかかるものではありませんが、多くの人がそこに集中するため、かなりの行列ができており、発車は定刻から8分遅れの8時3分でした。


(3)シャルル・ド・ゴール空港とパリ北駅の警備の状況

 従来からシャルル・ド・ゴール空港の警備は厳重で、自動小銃を持った兵士が警戒に当たっていましたが、今回はたまたま、その姿は見ませんでした。到着時刻が遅く、早く市内に向かいたいがために急いでいたので、見落としただけかもしれません。
 少なくとも、シャルル・ド・ゴール空港の警備が以前よりも厳しくなった、という印象はありません。

 パリ北駅も従来から警備が厳重な場所です。自動小銃を持った兵士は前から見かけましたが、今回訪れたときは、少し増えていたように感じました。特に、駅前のタクシーたまりの附近に兵士が固まっていたのには少しぎょっとさせられました。
 といっても、これらは印象論に過ぎません。


<まとめ>

 パリで私が見た数少ない場所は、いずれも、観光客が移動するのに妨げになるような警備は行われていない、というのは事実でした。
 仮にまたテロが起きるとすれば、次はどの国で起きても不思議ではありません。必要以上にテロを恐れ、行動が委縮してしまうと、それこそテロリストの思うつぼ、という考えもあるでしょう。
 外務省からの情報や新聞・テレビの報道をしっかりチェックし、安全で楽しい旅をお楽しみください。





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2015年12月13日日曜日

エアラインのマイレージを貯めよう! ~JALカードでマイルを貯める~

 エアラインのマイレージについて、前回は日系のエアラインが貯めやすいしメリットもある、ということをお伝えしました。
 今回は、我が国を代表するエアラインであるJALのマイレージについてお届けいたします。


<JALマイルの貯め方① ~飛行機に乗る~>

 (1)JALの運航する飛行機に乗る

 マイレージ・サービスは本来、エアラインが顧客を囲い込むためのツールですので、そのエアラインの飛行機に乗ることで貯まります。
 JALの場合、国内・国際のJALグループ便に乗れば貯まります。

 (2)ワン・ワールドの運航する飛行機に乗る

 JALはワン・ワールドという世界的なアライアンス(同盟)に加盟しています。
 このため、ワン・ワールドの航空便に乗ることでもJALマイルが貯まります。

 欧州に拠点を持つワン・ワールドのエアラインとしては、英国航空(英国)、イベリア航空(スペイン)、フィンエアー(フィンランド)、エア・ベルリン(ドイツ)があります。このうち、英国航空とフィンエアーが日本への直行便を運航しています。
 また、アジアに拠点を持つキャセイ・パシフィック航空やマレーシア航空も加盟しており、これらで香港やクアラルンプール経由でリーズナブルな価格でヨーロッパ入りする場合にも、JALのマイレージを貯めることができます。

 (3)JALと提携するエアラインの運航する飛行機に乗る

 JALで特徴的なのは、ワン・ワールドではないエア・フランス、エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)の飛行機に乗った場合でもJALのマイルを貯められることです。
 エア・フランスとはナショナル・フラッグ同士、JALがワン・ワールドに加盟する前から提携していたため、ワン・ワールド加盟後もマイレージでの提携が続いているようです。


<JALマイルの貯め方② ~JALカードで買い物する~>

 マイレージを貯める方の目的は、特典航空券を入手することでしょう。
 しかし、飛行機に乗るだけで特典航空券に必要なマイレージを貯めるというのは、正直言ってなかなか難しいと思います。

  •  例えば、ヨーロッパまでビジネスクラスで往復するには、11万マイルという途方もないマイレージを貯める必要。特定の曜日に出発する便であれば、多少、少ないマイレージでも取れますが、それでも8万5000マイルが必要。
  •  JALのマイレージには、36か月という期限がある。

 そこで、本来の飛行機に乗って貯めるマイレージに加え、クレジットカードによるショッピングでもマイレージを貯めることになります。


 JALカードのススメ

 JALのマイレージを貯めるのに最も適したクレジットカードは、間違いなくJALカードです。その理由を列挙すれば、

  • 還元率が高い通常の買い物で200円ごとに1マイル、ショッピング・プレミアムに入会すれば100円で1マイル、それぞれ貯まる。JALの特約店では、100円で2マイル(ショッピング・プレミアム入会時)。
  • JALマイレージモール:このショッピング・モールを経由して買い物すると、通常のレート以上にマイレージを貯められる。提携しているお店も多く、キャンペーンでさらにレートが上がることも。
 ということになります。

 これらのメリットを受けるには、JALカード(クレジットカード)に入会する必要があります。今なら、最大15000マイルもプレゼントされますので、とってもオトク!初年度の年会費も無料です。下のバナーからどうぞ。





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エアラインのマイレージを貯めよう! ~日本で貯めるなら日系エアライン~

 ヨーロッパへは、片道10時間以上。非常に遠いですし、航空券はどうしてもそれなりの値段になります。特に、休みを取れる時期が限られる会社員などの方が旅行する際は、航空券が高くなるため、かなりの出費になります。この出費をゼロにできるなら、こんなうれしいことはないですよね。


<エアラインのマイレージを貯める>

 既に貯めてらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、私もエアラインのマイレージを貯めています。
 今まで貯めたマイルでビジネスクラスで5往復、欧州と東京を往復しています。そして、この冬もJALのビジネスで渡欧予定です。
 マイレージの特典航空券は、空きが少なく取りづらいことも多いですが、無理に航空券に交換しなくても電子マネーに変換することもできますし、貯めておいて損はないと断言できます。


<貯めるなら日系エアラインで>

 マイレージを貯めるには、どこかのエアラインを選ばなくてはなりません。
 ザックリ言って、日系かそれ以外か、という選択になりますが、日本に住んでいるなら日系を選ぶのが良いでしょう。

 日系エアラインのメリット(1)

 日本に住んでいれば、国内便に乗ることもあります。その際のマイレージを効率的に貯めるには、そのエアラインのプロパー会員になっておくのが一番です。


 日系エアラインのメリット(2)

 日系エアラインは、それぞれのプロパー会員向けにショッピング・モールを持っています。これらのサイトを経由すると通常よりもマイレージが多く貯められるようになっており、このメリットを受けるには、そのエアラインのプロパー会員になっておく必要があります。
 それぞれのサイトをご覧になりたい方は、下のリンクからどうぞ。

 JALマイレージ・モール
 ANAマイレージ・モール


 日系エアラインのメリット(3)

 一番のメリットは、日系エアラインが持っている上級会員制度です。
 日系、外資系を問わず、どのエアラインも、頻繁に利用する会員に対して、フライト時のマイレージが多く付与されたり、エコノミークラス搭乗時のラウンジ使用できたりなど、優遇措置による顧客囲い込みを行っています。
 通常は、1年間の登場回数や搭乗マイレージが一定以上といった基準を超えた場合に翌年、上級会員となり、基準を達成できないと上級会員ではなくなります。しかし、日系エアラインは、上級会員の時に特別なクレジットカードを作ると、クレジットカードの会員である限り、基準を満たさなくても上級会員資格を継続するのです。
 この資格を得るために、観光もせずにひたすら航空機に乗り続ける『修行』と俗称される行為も行われているようです。

 JALグローバルクラブ (JALのホームページ)
 ANAプレミアムメンバー (ANAのホームページ)


<JALとANAのどちらを貯めるか?>

 日系と外資では、日系の方が貯めやすいし、メリットもあるということはお分かりいただけたと思います。
 では、日系では、日本航空(JAL)全日本空輸(ANA)のどちらで貯めるべきでしょうか?

 まず、それぞれの属するアライアンスを見てみましょう。どちらも世界的なアライアンス(同盟)に属しており、同じアライアンスの航空便に乗った場合もマイルを貯められます。

  • ワン・ワールド:JALのほか、欧州では英国航空、イベリア航空、フィンエアーなど。
  • スターアライアンス:ANAのほか、欧州ではルフトハンザグループ(オーストリア航空、スイス航空が含まれる。)など。

 なお、JALはワン・ワールドに所属していないエア・フランスでもマイレージを貯められます。これは、ワン・ワールドに加入する前から独自に提携していたことがその理由です。

 私は両方貯めていますが、どちらか一方に絞った方が貯めやすいと思います。
 ヨーロッパの中でもドイツ・スイスに良く行くのならスターアライアンスが便利なので、ANAが良いでしょうし、英国、フランス、スペインが多いなら、JALが良いでしょう。しかし、ドイツにもフランスにも行きたいという方がほとんどでしょうから、その場合は、日本国内でJALに多く乗るならJALで、ANAの方が多いのならANAで、それぞれ貯めた方が良いと思います。



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2015年12月4日金曜日

鉄道をネットで予約しよう

 前回は、観光したい都市を決め、時刻表を参照しながら旅行プランを立てるところまでお話ししました。
 ヨーロッパ鉄道時刻表については、こちらからも購入できます。



 今回は、実際に列車を特定し、乗車券を購入する方法について、お届けします。


<インターネットで列車を検索しよう>

 欧州の鉄道会社は、信用乗車制度を採用していることもあり、切符を自分で打ち出して持ち込むことが一般的です。そのため、インターネットサイトによる予約・購入システムが充実しています。

 各国鉄のサイトでは、乗車する日付・時刻と乗車駅・降車駅を打ち込めば、複数の列車を価格や提供されるサービス内容(レストランの有無など)と合わせて提案してくれます。
 この場合、ルートが1つとは限らず、所要時間が大きく異なるルートが同時に提案されていることもあり、前後の列車とも十分比較することが大切です。遅い時刻に出発する列車の方が、先に出発した列車より早く着く、ということもままあることです。
 納得するまで、いろんなプランを各国鉄のサイト上でじっくり検討してください。この作業に没頭すると、思わず時間を忘れてしまうほどです。

 内容に納得したら、そのまま座席の指定、購入に進むことが出来ます。


<主な国の国鉄のサイト>

 以下に主要国の国鉄のサイトを列挙してみました。どの国も英語での検索、予約が可能となっています。ただ、詳細な説明のページなどは現地の言葉しかない場合もあるので、その際はgoogle翻訳などを駆使して頑張ってください。


<インターネット検索出来れば紙の時刻表は不要か?>

 大変便利なインターネットでの鉄道の検索。
 しかし、弱点もあります。たいていの場合、紙の時刻表を併用した方が良いと思います。


 紙の方が便利な例①

 欧州では、1つの路線を運行する会社が1社とは限りません。各国国鉄サイトだけ見ていては、競合他社のサービスを見逃してしまう可能性があるのです。

 例えば、イタリアでナポリからボローニャに移動する際、イタリア国鉄のサイトで検索すると、イタリア国鉄の列車からしか選べません。一見、当たり前のように見えますが、実はイタリアではヌオーヴォ・トラスポルト・ヴィアッジャトーリNuovo Trasporto Viaggiatoriという鉄道運行会社があり、イタリア国鉄のレールを借りて列車を運行しているのです。この会社の車両はフェラーリと同じ真っ赤な車両でとてもスタイリッシュ!



 せっかくイタリアに来たのだから、この列車に乗ってみたいと思うのも自然ですよね。しかし、私がその存在に気づいたのは現地に着いてから帰国して『ヨーロッパ時刻表』を確認すると、確かにこの列車が掲載されていました。インターネットだけに頼ったことによる失敗例です。

 紙の方が便利な例②

 また、都市と都市を結ぶ経路は必ずしも一つではありません。
 ドイツのライン川沿いの鉄道には、ライン川を見られる従来からの路線のほか、内陸側に高速新線が建設されています。車窓を楽しむなら従来のルート、時間を短縮したいなら新ルート、ということも紙の時刻表なら容易に可能です。このように、複数の経路を比較する際には、紙の方が圧倒的に便利です。

 こういった理由から、鉄道を乗りこなすには、ヨーロッパ鉄道時刻表は必須と言えるでしょう。


<チケットを購入してみよう>

 乗車する鉄道を決めたら、一等車か二等車か、キャンセル・変更可能かどうか、に注意して、購入します。購入は、クレジットカードによるオンライン購入になり、VISA・マスターなどの国際ブランドのクレジットカードがあれば可能です。個人的には一等車が断然、お勧めです。
 チケットはPDFファイルで指定したメールアドレスに送られてきますので、メールアドレスは決して間違えないようにして下さい。

この際、座席も指定できる場合があります
 コンパートメントなのかオープン席なのか、向かい合わせになっている席にするか、窓側か通路側か、などを選ぶだけの場合もあれば、シートマップから選択できるものまで、各国によって仕様は様々です。

 また、各国鉄のチケットは、それぞれ仕様が異なっています
 例えば、ドイツ国鉄では乗車券と指定券が一枚にまとまっていますが、スイス国鉄では乗車券と指定券を別々に買う必要がある、といった具合です。必要なものがそろっているか、ご自身で良くご確認ください。


<チケットを打ち出そう>

 欧州の鉄道には、改札口がありませんので、チケットは紙で打ち出しておき、列車に乗り込んだ後、車掌に提示します。車掌はバーコードリーダーでチケットの情報を読み取ります。ちなみに、このバーコードはA4で打ち出しても結構な面積を占めるため、小さなスマホの画面で提示するだけで車掌が本当に読み取れるのか、やや心配です。
 また、ドイツ国鉄などはスマホ用のアプリを出しており、そちらにチケットをダウンロードして、それを提示することで足りるようです。(実際に試したわけではないので、定かではありませんが。。。)


<まとめ>

 このように、欧州の鉄道チケットを買うことは、日本でインターネット通販をする感覚で、誰でもできると言ってよいでしょう。ネックは、サイトが英語だという点ですが、それも難しい単語は使われていませんし、何度かやればすぐに慣れる程度です。
 欧州旅行で鉄道を乗りこなせれば、旅行の選択肢は飛躍的に広がります

 ぜひ、鉄道を乗りこなし、欧州旅行を満喫していただきたいと思います。




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鉄道を乗りこなして欧州旅行を満喫しよう!

 欧州旅行好きのププです。欧州旅行のお役立ち情報をお届けしています。

 限られた日数で多くの都市を観光できるという意味では、欧州ほど都合の良い地域はないでしょう。欧州は、
  • 魅力的な都市や観光地が数多くある
  • それらが緊密な鉄道ネットワークで相互に結ばれている
ということがその理由です。

 逆に言えば、鉄道を乗りこなしてこそ、欧州旅行の魅力を引き出せると言っても過言ではありません。
 今回は、鉄道を乗りこなすための列車の調べるコツをお伝えします。


<観光する都市の候補を決める:ガイドブックで調べてみる>

 「旅行する!」と決めるときは、「スペインでフラメンコを見る」「ドイツでクリスマスマーケットを堪能する」など何らかのイメージを持っていることが普通だと思います。
 これをベースに、ガイドブックを見ながら観光する都市を選んでいくことになります。
 たいてい、1つの都市を選ぶとその周囲にも魅力的な街が複数見つかり、どの都市にどれだけ滞在しようか?と迷うことになります。国と国が近いというのはヨーロッパの特徴でもありますので、ヨーロッパの全域を扱っているガイドブックもあると便利だと思います。それで絞った上で、国別のガイドブックで詳細に調べていくのが効率的で抜けがないと思います。
 ヨーロッパの全域を扱っているガイドブックとしては、『地球の歩き方』が最もポピュラーだと思います。



<複数の都市をどう回るかを考える:『ヨーロッパ鉄道時刻表』で調べよう。>

 観光の候補とする都市を決めたら、どんな順番で回ったら効率的か、時刻表で検証してみましょう。
 その際、私の経験から、注意しておいたら良いと思うのが、

  • 土日(特に、日)は欧州ではお店が休みのことが多いので、なるべく移動日に充てると良い。
  • 帰国の航空機に乗り遅れないよう、最終日は出発都市で宿泊にするか、その近郊にした方が安全。
  • ホテルのチェックイン・チェックアウトは意外に時間がかかる上、延泊で安くなることもあるので、宿泊地はなるべく変えない方が良い。よって、片道2時間程度の距離であれば、その都市に宿泊せず、日帰りとすることも検討

 といった点です。

これを踏まえ、実際にどんなルートが良いのか、時刻表を見ながら検討を進めます。
その際に活躍するのが、欧州の鉄道の大部分を網羅する『ヨーロッパ鉄道時刻表』です。

 この時刻表は、かつて『トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表』と呼ばれていましたが、最近、休刊となり、その製作スタッフの設立した会社が発行しているようです。
 この時刻表を使えば、
  • どんな路線があるのか?
  • その路線の運行頻度はどのくらいか?
  • 目的の都市と都市の間の乗車時間はどのくらいか?
などを調べられます。



<『ヨーロッパ鉄道時刻表』の構成>

 『ヨーロッパ鉄道時刻表』は、時刻表の見方に続き、ロンドンやフランクフルトといった主要駅の街での立地や他の駅との位置関係などが掲載された後、まず国際列車の時刻表が掲載され、その後、国別の時刻表が掲載されています。


<国際列車の探し方:まずは路線図を見よう>

 国際列車を見つける際は、まず、路線図を見ましょう。
 路線図を見ると、出発地と到着地を結ぶ線には、いくつかの数字が振られており、この数字が振られたタイムテーブルを見れば、その路線の時刻が見られます。

 幹線ほど多くの数字が振られており、出発地や経由地の違いにより、多くの列車が走っていることがわかります。欧州の鉄道はかなり長い距離を走るものもあり、例えば、モスクワを朝8時半ごろに出てパリに翌日の20時半ごろに着く(36時間!)という列車もあったりします。こういう路線では、長大な路線を一目で見られるタイムテーブルと、比較的近距離の路線のタイムテーブルを分け、見やすくしています。
 ですので、複数の数字が振られた路線は、多くのタイムテーブルを見比べて、適切なものを見つけましょう。


<国内列車の探し方>

 国別の時刻表も、基本的には国際列車と見方は同じです。
 国内列車の場合、幹線だけでなくローカル路線も掲載されています。ローカル路線の場合、距離が近い場合であっても便数が少ないことも多く、たった一つの田舎町を観光する時間で複数の主要都市を回れたりすることも良くあります。
 また、国内の鉄道網が発達していない国の場合は、思い切って空路を使ったり、面倒でもいちいち首都に戻る方が結果として所要時間が短かったりします。

 どの便にするかは、旅行者のニーズに応じてそれぞれですので、「これが正解!」というものはありません。自身が納得いくまでプランを練り上げてください。
 なお、国内路線はさりげなくバスや船便が掲載されていることもありますので、バスや船だと酔ってしまう人(私ですが・・・)は注意が必要です。


<走っている鉄道の種類と雰囲気など>

 国際列車は、1等車やレストラン、運行する時間帯によっては寝台車を連結した優等列車であることがほとんどです。中には座席指定が必須という列車もありますので、注意が必要です。
 国内の鉄道は、幹線ではTGV、ICEに代表される高速列車が運行されることも多い一方、ローカル線では2~3時間に1本のみ、車両も2等車のみで座席予約も不可、ということもよくあります。
 日本では見かけなくなった食堂車やビュッフェ車両で食事や軽食を楽しめるのも、欧州旅行の良いところですね。欧州では日本の平日の新幹線のような、殺伐としてしわぶき一つにも気を遣う雰囲気の車両は見たことがありません。誰もが思い思いに気ままに過ごしています。


<まとめ>

 日本ほど時刻も正確ではありませんし、ローカル線を使うよりはバスを使った方が便利な場合も多々あると思います。それでも、旅情を味わうには、鉄道は欠かすことのできない要素だと思っています。
 欧州旅行ではぜひ、鉄道もその主要なパーツとして組み込んで頂けたら、旅はいっそう楽しくなると思います。









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