ヨーロッパ旅行に関するお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。
今回は、フランス同時多発テロを受け、スウェーデンがテロ脅威度を引き上げましたので、その詳細をお届けします。
ヨーロッパ旅行でスウェーデンをご検討中の方は、ご注意ください。
<フランス同時多発テロ>
テレビ・新聞で大きく報道されているのでご存知かと思いますが、13日夜(現地時間)、パリで少なくとも129人が死亡する同時多発テロ事件が発生しました。フランスのオランド大統領はイスラム過激派組織 ISIL の犯行と断定し、警戒態勢を敷いております。
また、18日朝(現地時間)、パリ北部郊外のサン・ドニ市でこの同時多発テロの容疑者らが立てこもるアパートを制圧した際、銃撃戦が発生し、首謀者ら2名が死亡しました。
ベルギー政府は、21日、テロ脅威度を引き上げ、特にブリュッセルは最高度の4(非常に危険であり、事態は切迫している)というレベルにまで引き上げています。
<スウェーデン政府の対応:テロ脅威度の引き上げ>
18日、スウェーデン政府は、スウェーデン国内のテロ脅威度を5段階中の3から4に引き上げました。
テロ脅威度3:増した脅威
テロ脅威度4:高い脅威
ということで、攻撃の意思と能力を有した活動家が攻撃を実行に移す可能性が高いとのことです。
また、スウェーデン政府は、公共交通機関、宗教施設、メディア等における警戒が強化されると発表しているそうです。具体的な内容はまだ伝わっておりませんが、空港や教会等でのセキュリティ・チェックが厳重になる等は想定の範囲内といえるでしょう。
スウェーデンでテロ脅威度が4に引き上げられるのは初めてのことです。
国内においてテロを準備する疑いについて捜査を行っていると発表しており、脅威度の引き上げは裏付けがあってのことと思われます。
<外務省からの注意喚起文書>
これらの状況を受け、外務省も注意喚起文書を発出し、スウェーデンに渡航・滞在する方に対して以下を呼び掛けています。
- 最新の関連情報を入手する
- テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察施設付近、公共交通機関、宗教施設、観光施設、デパートや市場など不特定多数の人が集まる場所)では、周囲を警戒し、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる
- 万一に備え、家族や友人、職場などに日程や渡航先の連絡先を伝えておく。
- 3か月以上滞在する方は、在留届を提出する。そうでない場合でも、「たびレジ」に登録する。
また、外務省海外安全ホームページは、海外渡航される方への安全情報発信のポータルサイトです。ブックマークして、こまめにチェックされるとよいでしょう。
外務省海外安全ホームページ
<「たびレジ」とは?>
「たびレジ」とは、いざという時、在外公館などから緊急時情報の提供を受けられる登録システムです。
具体的なメリットは、
- お役立ち情報の提供:旅行日程を登録することで、旅行先の在外公館の連絡先や旅行先国の渡航情報が見られる。
- 緊急時の情報提供:登録したすべてのメールアドレスに、在外公館が発出する緊急一斉通報や最新渡航情報メールが送られる。
- 緊急時の連絡:旅行先の国・地域で緊急事態が発生した際、登録した電話番号や宿泊先をもとに、緊急時の連絡を行う。
というものです。
登録には、パスポート番号のほか、旅行の日程(国と都市)を明らかにする必要があります。実際にやってみると、5分程度の簡単なものです。
現在のようなテロの不安が増している状況下では、情報の入手が極めて重要です。情報を入手できないことが命取りになる可能性すらあるでしょう。
ぜひ、登録されることをお勧めします。
外務省「たびレジ」トップページ
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