ヨーロッパ旅行に関するお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。
今回は、フランス同時多発テロを受け、ベルギーがテロ脅威度を引き下げましたので、その詳細をお届けします。
<ベルギー政府の従来の対応>
ベルギー政府は、13日にフランス・パリで発生したパリ同時多発テロの首謀者がベルギーでテロを準備していたことを受け、テロ脅威度について、
ブリュッセル:3から4に引き上げ
ブリュッセル以外の地域:2から3に引き上げ
という措置を取っていました。
テロ脅威度4とは、4段階中最高の脅威度で、「非常に高い。非常に危険であり、事態は切迫している。」というものです。
これについては、過去の私のブログでもご紹介していますので、そちらもご覧ください。
<今回のベルギー政府の対応>
ベルギー政府は、首都ブリュッセルの脅威度を3(高い。テロの可能性があり、発生し得る)に引き下げました。
また、
- 地下鉄は27日より完全に再開される
- 大規模行事の延期、中止もありうる(個別に検討される)
<外務省からの注意喚起>
これにより、ブリュッセルを含めたベルギー全土のテロ脅威度が3になりました。
引き下げられたといえ、テロの脅威度は「高い」ということで、警戒が必要なことに変わりはありません。
外務省は、注意喚起文書を発出し、ベルギーに渡航・滞在する方に対し、不測の事態に巻き込まれないよう、以下を呼び掛けています。
- 最新の関連情報を入手する
- 軍・警察施設付近、政府施設、観光施設、多数の人が集まる場所への訪問は可能な限り控える
- テロの標的となりやすい場所では、周囲を警戒し、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる
- 万一に備え、家族や友人、職場などに日程や渡航先の連絡先を伝えておく。
- 3か月以上滞在する方は、在留届を提出する。そうでない場合でも、「たびレジ」に登録する。
詳細については、以下の外務省HPの注意喚起文書をご覧ください。特に、ベルギーへの渡航をお考えの方は、ご自身の目で文書をご確認されることをお勧めします。
また、外務省海外安全ホームページは、海外渡航される方への安全情報発信のポータルサイトです。ブックマークして、こまめにチェックされるとよいでしょう。
外務省『ベルギー:ベルギーにおけるテロ脅威度の引き上げに伴う注意喚起(再更新)』
外務省海外安全ホームページ
<「たびレジ」とは?>
「たびレジ」とは、いざという時、在外公館などから緊急時情報の提供を受けられる登録システムです。
具体的なメリットは、
- お役立ち情報の提供:旅行日程を登録することで、旅行先の在外公館の連絡先や旅行先国の渡航情報が見られる。
- 緊急時の情報提供:登録したすべてのメールアドレスに、在外公館が発出する緊急一斉通報や最新渡航情報メールが送られる。
- 緊急時の連絡:旅行先の国・地域で緊急事態が発生した際、登録した電話番号や宿泊先をもとに、緊急時の連絡を行う。
というものです。
登録には、パスポート番号のほか、旅行の日程(国と都市)を明らかにする必要があります。実際にやってみると、5分程度の簡単なものです。
現在のようなテロの不安が増している状況下では、情報の入手が極めて重要です。情報を入手できないことが命取りになる可能性すらあるでしょう。
ぜひ、登録されることをお勧めします。
外務省「たびレジ」トップページ
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